2024年7月1日放送ネプリーグで、織田信長に仕えた黒人の侍が弥助だという解答がありましたが、弥助って武士や侍なのでしょうか?
ネプリーグ放送後、弥助は侍ではないという意見がSNS上で多く取り上げられていました。どっちなのか気になりますよね?
今回は、ネプリーグ弥助は武士や侍なのか調査します。
【ネプリーグ】織田信長に仕えた黒人弥助は武士や侍?
織田信長に仕えていた弥助が侍であったかどうかについては、史料が限られていて、明確な記録が残っていません。そのために弥助については歴史的に侍と断定することが難しいです。
弥助の出自
弥助については、ポルトガル領東アフリカの出身であるという記録があり、イエズス会のイタリア人巡察師のアレッサンドロ・ヴァリニャーノがインドから連れてきた奴隷だといわれています。
信長との関係
弥助は信長との対面後、家臣となり小姓として仕えていたようです。小姓とは、武家の職名で、主君に近侍し身辺の雑務を担当、外出や戦場でも騎馬や徒歩でそば近く仕える近臣でした。
一説には、従者や私邸、そして刀を与えられていたとも伝わっており武士としての扱いを受けていた可能性があります。
信長の死後
本能寺の変のあと、捕縛され明智光秀によって南蛮寺に送られたと伝えられています。その後の消息については、不明な点が多く史料に記されていません。
【ネプリーグ】織田信長に仕えた黒人弥助SNSの声
アサシンクリードシャドウズでも問題になっている弥助の問題ですが、テレビ局が侍と断定してしまったことに、反応しているXが多かったです。
まとめ
今回は、ネプリーグ織田信長に仕えた黒人の侍が弥助だという解答は本当なのか調査しました。弥助は、宣教師の奴隷として日本に渡ってきましたが織田信長に気に入られて仕えたのは記されています。一説には武士のような扱いを受けていたとの情報もあります。しかし、家名の記載がなく、史料が限られており歴史的に侍と断定することは難しいとされています。
それにも関わらず、ネプリーグでは弥助は信長に仕えていた侍と断定されており東大チームが解答に正解したこともあって、SNSでは議論になっています。今後番組内で訂正などあるのでしょうか?情報が入り次第更新します。